令和5年度総会を開催
令和5年度総会を開催
深川澄雄氏の進行により提出された案件を審議。全て承認されました。議案書は、お知らせに掲載していますのでご覧ください。
なお、桜美林中学との交流事業が実施される場合は、特別会計にて対応することで了承されました。
(会員数65名、出席者19名、はがき通知者28名)
総会において、次のとおり新しい役員体制が決定しました。(敬称略)
会 長 足立清勝
副会長 髙橋敏枝
幹 事 上原洋子、野田幸雄、山本稔、宮前憲生
会 計 三田村治夫
監 事 多胡みち子
顧 問 清水賢一、清水淑子、北畑区長、湖西中学校長
総会終了後に研修会を開催
村田秀俊湖西中学校長先生の講話
テーマ:学而事人の推進「概要」

現在の湖西中学校の全校生徒数は283名。以前に比べると生徒数が減少してきたが、それでも市内最多の生徒数。数年前までは授業中に立ち歩いたり、私語が多かったり、なかなか授業に入れない生徒もいたが、現在は落ち着いた環境となっている。
変わるきっかけは、5~6年ほど前から始まったコミュニティスクール(以下CS)。地域の方にどんどん学校に入っていただいて、温かいまなざしで生徒たちを見守っていただいたことで生徒たちに変化が起きた。大変落ち着いた環境の中で、自分たちも学校をよくしたいと思うリーダーたちが育ってきた。ただ、最近不登校の生徒や個別の対応を要する子たちが増えてきた。
目指す学校像として「学ぶ力と人間性を高める」「自尊感情」「仲間とともに取り組み認められる喜び」「社会に目を向けるグローバルな視点を持つ」「自己指導能力」「つながり響きあう地域とともにある学校活動の継続」そして「学而事人」
特に学而事人の取組みとして、地域住民による学校支援活動の「むくげの花の会」の中学生版「むくげの花チルドレン」を令和4年9月に結成し、令和4年度は31名の生徒が「自分たちにできることを学内でやろう」と活動している。農園作業ボランティアやふれあい食堂への参加などを生徒に呼びかけを行っている。校外で活躍することは、普段の学校での学びを外で活かすチャンスであり、これも学而事人の一つとして大切なことだと生徒には話をしている。
この活動は、学校だよりやHPでも発信している。子どもたちだけではなく、保護者の皆さんにも発信し、地域のイベント等にも積極的に参加している。加えて、「学而事人の道」の登り旗を作成し、湖西中や桜美林中学校、清水安三記念館にも設置しています。教師から呼びかけるだけでなく生徒たち自らが発信していってくれるようになってきた。