第4回夏休みお話会を開催

連日の猛暑が続く中、今年も夏休み中の子どもたち4名と保護者を対象に、郷土の先人:清水安三先生を知っていただくお話会を開催しました。

第1部は、清水安三先生の生家跡と安井川尋常小学校跡、湖西中学校に立つ碑を巡りました。案内は、元高島市立新旭北小学校長の三田村治夫先生です。

三田村先生のお話で興味深かったことは、安三先生が通われた安井川尋常小学校児童心得です。現代風にいえば、身体を鍛え精神を清くしなさい、姿勢を正しく冗談をいったり席を立ってはいけません・・・など。
また運動会(明治29年)の種目は、走り(早駆け)、二人三脚、一人一脚、提灯競争・・・など。時代を感じる内容でした。

第2部は、清水安三先生記念館で館長の清水賢一先生からお話をいただきました。
清水安三先生の考えを知るには中江藤樹先生を知ることです、とのことでお話をいただきました。一井久子副館長と参加者の清水響さんが力を合わせて中江藤樹先生の紙芝居を読んでいただき勉強できました。題は、「小川村でのくらし」です。
全ての人々は誰もが美しい心を持っている、という藤樹先生の教えです。

顕彰会のオリジナル事業として継続したい内容ですが、もう少し参加者が増えるように工夫をしなければとならないと感じたところです。