桜美林学園創立者 新旭町名誉町民 清水安三先生

清水安三先生顕彰会の歩み

清水安三先生顕彰会の歩み

2020年(令和2年)5月16日

令和2年度総会の開催および書面議決の結果について
日時:令和2年5月16日(土)午後1時30分から
新型コロナウィルスの感染拡大防止対策として、書面議決に変更して実施させていただきました。
全ての議案について、過半数の賛成をもって可決されました。
詳しい内容につきましては、下記によりご確認をお願いします。
総会書面議決の結果 

総会資料等をご覧になる方は、以下をダウンロードしてください
第1号議案:令和元年度事業報告並びに会計収支決算報告
 
第2号議案:令和元年度中学生交流事業報告並びに特別会計収支決算報告
 
第3号議案:令和2年度事業計画(案)並びに会計収支予算(案)
 
第4号議案:令和2年度中学生交流事業計画(案)並びに特別会計収支予算(案)

監査報告書


2020年(令和2年)2月22日

桜美林学園で開催されたワークショップに参加させていただきました。
事業計画にはなかったのですが、清水安三先生を知るには必要な機会、と幹事会で判断され、急きょ7名の参加となりました。

総持寺訪問

前日の21日、横浜市鶴見区の曹洞宗の大本山「總持寺」を訪問。顕彰会前副会長の宮前憲生氏がお勤めであることからの訪問でしたが、新型コロナウィルス対策で建物の外からのご案内となりました。少子化のために修行僧の人数も少なくなってきているようです。未来は少子化社会をどのように過ごしていくのかが課題であるようです。次回、改めて拝観させていただきたいと思います。

22日、桜美林学園訪問
清水賢一先生のお出迎えをいただき、修復された中江藤樹像とヴォーリズ設計事務所が設計された図書館をご案内いただきました。中江藤樹像は刀が欠けていましたが、2月に葛原準子氏により修復されました。葛原氏は桜美林短大を卒業後、滋賀県信楽で陶人形作家として活躍されている方で、後のワークショップでお目にかかることができました。
図書館は、大きな丸柱が特徴ということです。地形に合わせて丸柱が配置され、その内部は開放的で落着きのある空間でした。安三先生が慕ってこられた中江藤樹先生とヴォーリズ先生が桜美林学園にシッカリと受継がれていることを改めて確認させていただきました。

中江藤樹像 図書館内部

そして、ワークショップ会場へ
テーマは「安三先生の秘書や、車の運転をしながら・・・」
清水賢一先生と小椋郊一先生の司会進行です。

小林茂先生

第一部
小林茂先生(牧師)から、聖書箇所 マタイによる福音書13章:31節~32節「からし種とパン種のたとえ」についてお話がありました。
安三先生は、ヴォ―リス先生の自叙伝のような本 a mustard-seed in japanマスタードシード イン ジャパン「日本における一粒のからし種」を高校の英語教材として使われていたそうです。マスタードシード=からし種(小さい種)は育つと灌木になる。小さいけれどもやがては大きくなる、と言う例え。安三先生は「自分はからし種になる。小さな種から大きくなってみる」と。北京の崇貞学園は24人から今は3千人を超える有数の陳経綸中学校になった。桜美林も最初は小さい学校だったが、今や1万人を超える学園になった。からし種の例えは清水安三先生にも当てはめることができる。とお話をいただきました。

一井久子先生

第二部
清水安三先生顕彰会理事の一井久子先生から感話「高島の美世図書館と安三先生」がありました。
1966年桜美林短大卒業後に安三先生の誘いを受けて清水安三先生の生家跡の美世図書館に赴任。何処よりも田舎で雪深く、とても驚いた!とのお話から始まりました。
赴任されたとき既に料理・ソロバン・英語・洋裁教室などは始まっていて、図書の管理や教室の準備、子どもたちとの遊び、地域の人たちとのふれあいが主なお仕事だったそうです。地域の人たちから大根・白菜など野菜を頂き親切にしてもらった、と振り返っておられました。
安三先生は時折り美世図書館に来られ、藁園の教会にも訪ねられていたそうで、その時は、多くの村の人たちが集まり安三先生のお話を聞いておられた、ということです。
一井先生は、早く東京に帰りたいと思いながらも高島で結婚、生活されることになりましたが、いま顕彰会の人たちと兄妹のようにお付き合いさせていただいている。顕彰会は、小さな一粒のからし種だったが、いま芽吹きかけている。安三先生のご縁に感謝しています、と結ばれていました。

佐藤東洋士先生

続いて、理事長:佐藤東洋士先生の講演「安三先生の車を運転しながら・・・」です。
佐藤先生からは、学園の今昔・未来についてもお話をしていただきました。
一井先生からお話のあった「美世図書館」はボロボロだったが買戻し後に整備できたこと。学園内の中江藤樹像は、信楽からセドリックの後席に乗せ、安三先生は助手席だったこと。理事長車の最初はスクータで始まりスバルへと代わっていったこと。千葉・埼玉・小田原まで学生募集のポスター貼りに行ったが、安三先生の指示で貼紙禁止の場所にも貼ったこと。ガソリンスタンドでは、トイレに入った安三先生を乗せないまま出発してしまったこと、などのエピソードをお話しいただきました。
有難かったこととして、運転手として車内待機ではなく、安三先生と同席して多くの学校関係者の話を聞くことができた、一教員として育てていただいた。との感謝のお話でした。

佐藤先生が運転をされていたのは安三先生が80歳くらいの時で、今の自分の年齢と比べてみても、もっと大先生という感じだった。大学の新宿キャンパス(創新館)などの事業は、桜美林学園創立百周年を目指してやってきたが、安三先生の思いを、百年、二百年と引き継いでいかなくてはいけない、と語られていました。

続いて、昼食をいただきながら
小川康夫様から桜会のご紹介と、葛原準子氏からは「石ころ庵」で「安三先生をおじいさんの様に感じて接していた」と簡単なお話がありました。
また顕彰会の足立清勝会長からは最近の活動報告を行い、参加者で琵琶湖周航の歌などを歌わせていただきました。

佐藤節子先生

第三部
佐藤節子先生の講話「安三先生の秘書をしながら・・・」です。
昭和30年、安三先生の秘書の仕事を紹介していただいた、というお話から始まりました。
安三先生は説教の時、復活の丘を眺めながら「わしにはあの丘の上に白亜の塔が見えるんじゃが、みんなには見えんのか?」とよくおっしゃっていた。今の立派な校舎で学べる学生さんたちもうらやましいなと思うけれど、一緒に暮らした私たちにはまた違う楽しさがあった。
生徒募集では自転車のハンドルに、ご飯から作った糊を飯盒に詰めて、ぶら下げて回った。安三先生は復活の丘5号に「生徒募集のポスター貼りほど嫌な仕事はなかった。」と書いておられ、私たちと同じ思いだったのだと知った。
私が桜美林に復職してから、当時安三先生は、泰さんのところに身を寄せられていたと思いますが、「私は居候なんだよ。」とおっしゃっておられ、胸が詰まる思いでした。郁子先生に先立たれ、寂しい思いをされておられたのだと思います。と、お話いただきました。

秘書の方たち

続いて、感話:学園秘書の方たちを代表して、創立20周年頃に秘書をされていた榎木隆子氏からお話がありました。
プレハブの建物は雨漏りがひどく安三先生の声も聞こえづらかった。また泥んこ状態で安三先生のズボンの裾の汚れをとっていた。そうした中でも、安三先生は生徒や職員に心かけて下さっていた。
安三先生は、毎朝お祈りをされていた。そして、ときおり自身の人生を「わしは一介の田舎暮らしで北京に行ったこと、日中の親善の橋渡しなどを考えていたこと、桜や水仙などを植えて庭をつくることが好きじゃ」などとお話しされたことなど振返りながらお話しいただきました。

今回のワークショップは安三先生の身近におられた方々のお話でした。安三先生の暮らしや人柄を垣間見ることができる貴重な時間でした。関係の皆様、ありがとうございました。
参加者の皆様と記念撮影

桜会の皆様と記念撮影

2019年12月17日、2020年1月17日

新旭南小学校および北小学校に出前講座
昨年度まで「夏休みお話会」として実施していた子どもたち向けのプログラムを、本年度から両小学校の協力をいただいて「出前講座」として実施させていただきました。清水安三記念館制作の紙芝居鑑賞が中心です。タイトルは「やっさんのゆめ(清水安三物語)」。
初めて清水安三という名前を聞く子が多いようですが、熱心に耳を傾けてくれました。

紙芝居 紙芝居

2019年(令和元年)11月23日

講演会:夢を実現した傑人 清水安三先生の生き様に学ぶ
令和最初の講演会を清水安三先生の生誕地である滋賀県高島市新旭町で開催しました。

久保田圭作先生

講師は桜美林大学名誉教授の久保田圭作先生です。
久保田先生は、安三先生と同じ滋賀県高島市のご出身です。1985年桜美林大学教授、2007年より名誉教授をされています。顕彰会設立時から色々とご支援をいただいています。

久保田先生からは、安三先生の教育理念、不撓不屈の精神力など安三先生をよく知る久保田先生ならではのお話をしていただきました。

最初は安三先生の生涯について、高島市新旭町北畑に生まれ同志社大学で学んだ人格形成期、そして中国北京市で貧しい子女のために尽くされた災童収容所と崇貞学園時代、そして戦後に苦労しながら創立された桜美林学園時代について、改めてお話を伺うことができました。
初めて安三先生に触れられる人にとっては、同じ会場で実施したパネル展と共に良い話だったと思います。

また陽明学者:中江藤樹先生の「致良知(良知に致る)」は、幼い頃に安三先生が心に深く刻まれた行動の目標・指針となり、生涯にわたり藤樹研究されたこと。そして中江藤樹先生の儒教を通して、儒教もキリスト教も一つになって考えられたことなど、会場いっぱいにお集まりいただいた高島市の人たちにとっては、郷土の先人登場に大変興味深いお話であったと思います。

クラーク博士の"Boys,Be Ambitious"少年よ、大志を抱けの「大志は夢」と久保田先生は語られました。夢見る人、人のために尽くす人、信仰の人、決して屈しない人・・・・・夢を実現した安三先生の生き様にモットモット学ぶことがありそうです。今後の講演会に期待したいと思います。

2019年(令和元年)7月28日から30日

■桜美林学園との交流事業
今年からの桜美林学園交流事業は、桜美林学園の大きなご理解とご協力のもとに、高島市内の中学生が桜美林学園を訪問し、桜美林中学校の生徒と交流を図ることとなりました。交流を通して豊かな心やたくましい人間性を培う事はとても重要なことで、この交流において清水安三先生が大切にされていた「学而事人(学問は決して自分のためだけにするものではなく、身につけた力を社会に役立てることが大切)」を理解し、未来にはばたく人になって欲しいと願うものです。

初めてとなる今年は、7月28日から30日までの2泊3日の日程となりました。高島市内全ての中学校から14名の中学生が参加。引率・同行者は、高島市教育委員会から2名、中学校から3名、清水安三記念館から2名、顕彰会から4名の計11名でした。以下、交流事業の概要です。

  • 事前研修会・・・・6月23日(日)、7月7日(日)、7月14日(日)
    〇清水安三先生について基礎的な知識を学ぶ ◯参加者同士の意思疎通を図る ◯交流会で使用する資料を作成する などの目的で、3回の事前研修会を行いました。部活の試合や大会等で全員揃うことがなく、欠席者には別の日に集まってもらったり、各中学校で作業をしてもらったりしながら準備を進めていきました。
  • 交流の旅 第1日目・・・・7月28日(日)
    出発式
    早朝、高島市役所前で出発式が行われました。高島市教育委員会、中学校、参加した中学生の保護者など多くの方々に見守られて、足立会長(団長)、上原教育長の挨拶や激励の言葉があり、中学生代表の内田さんが出発に当たっての決意を述べました。
    その後、市役所を出発し、最初の研修先「多摩キャンパス(アカデミーヒルズ)」に到着しました。ここは国土交通省の施設であったものを桜美林学園が譲り受けられて、今は桜美林大学のパイロット養成コースになっているとのことです。今回は、学園のご配慮で担当教授の横田友宏先生から直にご指導を受けたり、大学院生からもマンツーマンでご指導頂いて、全員が飛行機操縦のシミュレーション体験をさせていただきました。
  • 交流の旅 第2日目 ・・・・7月29日(月)
    先ず「復活の丘・桜美林教会」を訪問。教会でお話を聞いたり教会の横の「石ころ庵」を見学しました。その後、桜美林学園で理事長:佐藤東洋士先生からお話しをいただき、先生を囲んでの懇談がもたれました。生徒たちの率直な発言にも佐藤先生はやさしく答えてくださいました。
    昼食
    その後、桜美林中学校長の大越孝先生から歓迎のご挨拶をいただき、桜美林中学校の生徒たちとテーブルを囲んでの昼食をいただきました。ここで、とても和やかな雰囲気になりました。
    交流会では中学生以外に、桜美林中学校の先生方をはじめ学園の関係者、学園同窓会の皆さんが多数同席される中で、高島市の中学生は、高島市のことや各中学校の活動を順に紹介しましたが、いずれも練習以上に立派に発表していました。
    合唱
    交流会の最後に、参会者全員が1つの輪になって「琵琶湖周航の歌」を合唱して交流会を閉じました。
    次に、クラブ活動(部活動)の交流を行いました。バレーボール部やバスケットボール部には参加しましたが、多くの生徒は美術部で創作活動を通して交流しました。カバンにプリントしたり、本物のイカの拓本をとったりしながら和気あいあいと歓談していました。とても明るく優しくお話しされる顧問の先生も印象的でした。
    夕食は、学園が経営されている福祉施設の「サクラレストラン」でご用意いただきました。レストランに入る前に、その近くにある桜美林スタジアム(野球場・室内練習場)を見学した生徒もあり、その素晴らしい施設に驚くばかりでした。会食では、メインの行事もうまく終えることができたことによるの緊張感のほぐれもあってか、それぞれがこれまでの感想を楽しく述べ合いながら、美味しい夕食をいただいていました。
  • 交流の旅 第3日目・・・・7月30日(火)
    相模原JAXA前で
    最終日は、相模原博物館と相模原JAXAの見学です。JAXAでは、今話題のハヤブサ2・リュウグウ関係の展示物をはじめ、宇宙・ロケット・人工衛星など生徒たちにとって興味深いものばかりで、時間いっぱい見学していました。
    帰路のバス中では、生徒たちが長く知り合いであったかのように親しく賑やかに盛り上がり、無事に高島へ帰ることができました。

2019年(令和元年)5月11日

令和元年度総会

■令和元年度総会を開催
(会員数68名、出席者20名、はがき通知者29名)
三田村治夫先生の進行により提出された案件を審議。全て承認されました。議案書は、お知らせに掲載していますのでご覧ください。

総会において、新しい役員体制が決定しました。(敬称略)

  • 会 長 足立清勝
  • 副会長 城戸重臣
  • 幹 事 一井久子、岡本三四二、(新任)多胡みち子、(新任)三田村治夫
  • 会 計 川妻勇
  • 監 事 高橋敏枝
  • 顧 問 清水賢一、北畑区長

事務局体制に変更はありません。

  • 事務局 加藤圭子、清水文和、堀久好

■総会終了後に研修会と清掃活動を開催

  • 清水安三記念館制作の紙芝居鑑賞
    • タイトル:やっさんのゆめ(清水安三物語)
  • 清掃活動

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